【YESWORD】Procreate使いが専用左手デバイスで擬似的に神絵師のような環境をゲット

Mitsu
Mitsu

神絵師って左手デバイスでショートカット駆使してスゴいスピードなんだ…

(訳: 羨ましい!自分もあの感じでお絵描きしたい!)

Mitsu
Mitsu

そんなわけで、念願の左手デバイスを購入してみました!

(注: だからって生み出されるクオリティは担保されません↑)

本記事を参考にされる方へ

作業環境やレベルによって求めるものが違うので、以下の条件を踏まえての感想になります。ご了承ください。

Procreateが創作活動のメインソフトになっている方

iPadでなくPC、他ソフトをメインに創作活動している方は、他に豊富な選択肢があります

筆者の創作活動歴

参考までに私の創作活動歴に軽く触れておきます。

会社間のお仕事の契約などはなく、趣味絵を描いて、毎月数万円をいただいております。

ネットで創作活動を始めたのは2020年からで、iPad Pro 11inchの購入と共に絵の投稿を始めました。昔からお絵描きは大好きでしたが、iPadでのデジタル創作は、2年目になります。

YESWORDの使い方や性能

Procreate用左手デバイス YESWORD

YESWORDの製品情報
  • iPad用お絵描きソフト「Procreate」の専用ショートカットキーパッド
  • 12.5×8.5mm (高さx幅)(画像の通り、成人男性の手に収まるサイズ感)
  • Bluetooth接続
  • バッテリー稼働時間: 84時間
  • バッテリースタンバイ時間: 218日
  • 重さ65g(TVリモコンより軽く、持ち運びやすい)
  • 背面四端に滑り止め付き
  • microUSB充電(ロゴと反対側の本体上部にアリ)

現状、Procreateをメインに利用している方にとっては、左手デバイスの選択肢自体が少ないです。

結論としては、後述する使用感や見た目、値段を踏まえて、「YESWORD」には大変満足しました。同条件の方は、ぜひとも購入を検討してみてください。

YESWORDのセットアップ

YESWORDには説明書がついてありますので、セットアップに時間がかかることは無いと思います。

説明書に従ってWiFi接続するだけで、Procreateを開けば使用可能です。

さらには、よくある不具合に対する対処法も載っています。

YESWORDのショートカットとキーマップ

YESWORDのショートカット
  • Procreateのショートカットは予め、アイコンとボタンが割り振られています。
  • 接続後、すぐに使用できるので押しながら慣れていく
  • ブラシサイズはワンプッシュにつき、5%ずつ変更可能
  • コマンドキーを押しながらブラシサイズを1%ずつ変更可能

YESWORDの良し悪しなど

背面には滑り止め、側面は多少の傾斜あり

写真からはあまり伝わらないかもしれませんが、微妙な傾斜が付いており、打鍵しやすくなっています。ただし、本体がかなり薄いため、ボタンの薄い電卓を横においている感じです。

充電口にはカバー付き

画像のように充電口にはカバーがついており、普段の見た目では分かりません。充電口はホコリが溜まるなどの懸念もあり、素晴らしい対策です。

microUSB充電はいずれUSB Type-Cになってくれると死角なしですね。(Type-C信者)

改善点

事前に言っておくと、強いてあげるならです。

PCを介した他アプリ用の左手デバイスは豊富な選択肢があり、魅力的な製品があります。

それを踏まえ、Procreate専用という点、価格からみて、満足度が高く、これ以上を望むべくもないですが、今後のグレードアップなどを考えると以下のとおりです。(ユーザーの1意見ですのであしからず)

上位グレードを考えるなら
  • 傾斜をよりつける
  • ボタンごとに識別できる凹凸があるとより良い
  • 外見はあくまで価格相応の材質に見える
    • 価格を上げて高級志向の上位グレードがあれば購入してしまうかも

Procreate専用でない安価なデバイスを使う方法もある

どうやら工夫すると似た左手デバイスを、より安価な製品で再現できるらしいとのこと。

しかし自分は多少割高になっても、専用に作られたこの製品を利用したいと思いました。(注: 実際に比較はしておりません)

気になる方は、再現方法などを検索してみると良いかもしれません。

初期投資を少なくして、イラストを始めたい方にオススメ

デジタル環境でイラストを制作するために、ある程度の初期投資は避けては通れません。

王道の作業環境は以下のとおりです。

(液タブ or 板タブ)+ デスクトップ + お絵描きソフト(月額 or 買い切り)+ モニター

コレに加えて、別モニターや、左手デバイス、上位グレードの液タブなどとピンきりです。

そのため、趣味で始めるにはいささかハードルが高いのです。

サブスク形式や買い切りのソフト

これからイラストを始めたい方が悩む選択肢を挙げます。

両刀使いなどは今回は考慮しておりません。

お絵描きソフトと作業デバイスの選択肢
  • PC版 クリスタ(*CLIP STUDIO PAINT)月額 or 買い切り + デスクトップPC
  • iPad版 クリスタ(*CLIP STUDIO PAINT)月額 + iPad Pro
  • クリスタ以外の有料お絵描きソフト + デスクトップPC
  • ibisPaint 等の無料ソフト + iPad Pro
  • Procreate(買い切り)+ iPad Pro

次は、個人的な考えですが、検討する可能性の高いプラン同士で比較してみます。

クリスタとProcreateの比較

クリスタの種類はEXPROがありますが、ざっくりEXは漫画向けの機能が追加されると考え、PROを比較対象とします。なお、iPad版クリスタには買い切りはございません。(2022/02/23現在)

PC版クリスタ
(買い切り)
  • 5000円(税込)
  • 絵師の技法解説書などは、クリスタ使用が多い
iPad版クリスタ
(月額)
  • 年額2,800円 (51% OFF)(税込)
  • タブレットでクリスタを使いたい方向け
Procreate
(買い切り)
  • 1220円(税込)
  • 仕事で使う方もいる
  • 技法書などが比較的少ない
CLIP STUDIO PAINT PRO
  • 境界効果
    • 線・塗りに縁取り線を追加可能
  • Procreateより柔軟な塗りつぶし
  • 3Dモデルの線画抽出
  • あらゆる操作のショートカットと割当の自由度が高い
  • レイヤー上限なし
    • 多くなると重くなる
Procreate
  • クリスタより洗練されたUI
    • 使いこなしやすい
  • レイヤー上限アリ
    • 上限があるが、重くならない
  • ズームや移動がヌルヌル動く(クリスタはモッサリ)
  • ショートカット機能はクリスタに比べて自由度がない

なぜProcreateか?

無料も含め、お絵描きアプリでProcreateを選ぶのかなぜか簡単にまとめてみました。

Procreateを選ぶ理由
  • 海外ではコミュニティにかなり勢いがある
  • Youtubeなどで海外の意見や作品を見ても悪い点が見つからない
  • 日本のプロの方々も含め、否定的な意見が少ない
  • とにかくコスパがよく、すぐに始められる
  • 自分で触ってみて、口々に言われる「直感的」という言葉が本当にふさわしいと思ったから

最高の駆け出しセットを紹介

調べだすと、途方もなくなってしまう方は以下をご参考ください。

私の中での駆け出しセットの結論になります。

デジタルお絵描き駆け出しセット
  • 使用デバイスiPad Pro(11 or 12.9 inch)
  • Apple Pencil 第2世代
  • お絵描きソフト「Procreate」
  • 左手デバイス「YESWORD」

自分はまんまとヘビーユーザーです

特にiPad Proは既に持っているという方には、おすすめです。

合わせて7000円程度でプロレベルの環境(諸説あり)を用意できます。

新しく趣味を見つけたい方や、昔からお絵描きが好きで簡単に始めてみたいという方は、すぐに快適なお絵描きライフを用意することが出来ます。

そして何より、家の中で机から動けないという事もなく、公園に行ってスケッチしたり、カフェでまったりなど、色々な楽しみ方ができるのがProcreate+iPad Proの強みです。

なぜか少しProcreateの良いところ語りに逸れてしまいましたが、慣れてきた頃に「YESWORD」でショートカットをバリバリ使って効率的にしてみるというのもいいかもしれません。

それでは!